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Butakome TALK&LIVE VOL.2大阪編 レポート



Butakome TALK&LIVE VOL.2大阪編

白が日本一似合う男とピンクが日本一似合う男が
大阪にやってきたっ!



こんにちは。毎日寒い日が続いていますが、皆様お元気ですか。
編集部Iです。

遅くなってしまいましたが、冬の寒さを吹き飛ばす、
あっついイベントButakome TALK&LIVE VOL.2@OSAKA 夜の部
ライブレポをお届けします。

東京が大好評で、みなさまの「大阪でも開催を!!」という熱いご要望の声により
1月9日に開催実現となった大阪編。
ふたりの素顔が見られるなかなかない機会です。

AKB48の「会いたかった」が流れる中、登場した2人。
全身“”でびしっときめた良知くん。
東京の黒とは違う、爽やかクールな雰囲気でかっこいい。

ピンクのシャツにピンク系の巻き物の平方くん。
平方くんは東京の時は、ラフなスタイルが素敵でしたが、
大阪の皆さんのために明るい色を選んできてくれたようで王子様みたいでした。


夜の部は、意外な展開、握手会からスタート!!

各地から参加してくださったお客様のシンデレラタイムを心配しての結果。
でも最初に皆様と触れ合えると、なんだか会場全体の一体感が増した感じに?!
終わるとさっそく、歌のコーナー

やはり、ふたりといえば「ロミオ&ジュリエット」。

まずは平方くん。「本当の俺じゃない」を熱唱。おお、ティボルト~。
ロミジュリの舞台がよみがえりますね!




良知くんは「マブの女王」を歌ってくれました。
ちょっぴり間違えちゃったけど、そんな良知くんが見られるのも
このライブならでは。


「なんだか、この曲も懐かしいですよねー」平方くん。
「もう半年くらい前?あれ?あれ?違う?」
必死に指折り数える平方くん。何度指折り数えても正解にたどり着けない…。
天然爆弾炸裂(笑)。

しばしトークのあと、クイズ「ブタコメタイムショック」
お二人は、一度袖にはけて、必勝のハチマキをキリリとしめて再登場。
さあ、VSピンク大阪冬の陣、いざスタート

なんと言っても“観客参加型”のButakome TALK&LIVE

天の声から進行など2人とお客さまに説明をしていますが、
ちっとも聞いてない様子の平方くん。
前日のブログに遠足前の小学生のよう、と書いていらっしゃいましたが・・・
本当に小学生みたいでした、平方くん(笑)

まずは平方くんからブタコメタイムショック!!スタート★
「カラオケでの十八番は?」
という質問をなぜか
「え?え?え?鼻歌の十八番?」
天の声が何度も「カ・ラ・オ・ケの~」と言いなおしてるのに、
「なに?なに?なに?」とプチ・パニックな平方くん。
お客さまも大爆笑で、おそらく腹筋鍛えられたことと思います。

続いて良知くん。
「譲れないものは?」という質問には
めっちゃキメ顔で「やさしさ」
会場からも思わず「ひゅー」という声が上がります。
しかし、今日は東京よりカミカミ(笑)。
ついに天の声まで「日本野鳥の会が…」というはずが
「らちょうの会が」と言ってしまう事故発生。
そこから、紅白の話に脱線。
天の声が「紅白でも日本野鳥の会はやってないらしいよ」
というと、平方くんが「え?紅白?やってないの?」
おもしろすぎます(爆)。
紅白話も落ち着いて、答え合わせしながらトークタイムへ。


「『帰郷(良知くん出演ドラマ)』についてもっとお話が聞きたかった」と天の声。
「緊張しすぎて何にも覚えてなかった」、って2回言う良知くん。
2回言うくらいの緊張だったのだそう。
そうそう、みなさん、もちろんもご覧になってますよね『帰郷』
余談ではありますが、Iの地元での撮影だったため、
かなり地元が盛り上がっていた情報をキャッチしました◎
そういえばお医者さん姿の良知くんも、白衣着ていました。
白が似合う男、間違いなし!
オンエア当日、クランクアップの日にもらった焼酎を飲みながら、
台本をめくりながら見ていたそうです。

(再び「ブタコメタイムショック」コーナーより)
初夢は?の答えが「宝くじが当たる夢」、だった良知くん。
6億当たったら温泉を掘って「みなさんを招待しますよ!」ですって!
ぜひ、当てていただきたいですね☆

ロミジュリの忘れられない失敗は?の答え、
お2人一緒のシーンだそう。
オープニングで平方くんが台詞を早く言いすぎて2小節くらい
あまってしまい、シーン……となってしまったそう。

良知くんはマーキューシオが死ぬシーンでやはり台詞が抜けたそう。
なのに、パリス役の岡田さんからは
「らっちゃん、今までで一番いい芝居だったよ!」
と言われたそうですよ。

しばし、ロミジュリ思い出話が続いて、借り物ゲームへ。
会場のお客様から指定された3つの品物を借りてくるゲーム。
お客様の協力次第で勝敗も分かれてきます。

「マフラー!ハンドクリーム!ペットボトル!」と連呼する良知くん。
「手袋!リップクリーム!ICOKA!」と負けずに平方くん。
客席を走り回る2人、お客様も一生懸命協力してくれます。
大接戦の末、平方くんの勝利。


トークしていたら平方くんが借りてきた品物にくっついていた
携帯が鳴りだすハプニングが!
さすが平方くん。呼びますね、嵐を(笑)



そして、いよいよ東京でも大好評の「ブタコメオリジナルメドレー」
さあ、東京のとき以上に青いイナズマ「ゲッチュー」で盛り上がろうっっ!!!



「このメドレー歌うのはもう最後だから、これでもかっていうくらい
頑張りましょう!」
という平方くん。



「今年入って初めて歌います。みんなと一緒にヒストリーロードを
刻みましょう」
良知くん。



さあ、ブタコメオリジナルメドレー、スタート!
ゲッチューもみんなノリノリでジャンプしてますよ。
いい感じ、いい感じ!これぞ観客一体型イベントの醍醐味ですね。

大盛り上がりのメドレーが終わり、

質問コーナーはなんと2人がじきじきに客席まで聞きに行ってくれるという特別サービス!

1つめの質問「平方さんに質問です。天然の自覚ありますか?」とお客さま。
負けずに「逆に質問していいですか?ぼく天然ですか?」平方くん(笑)

「良知さんは生まれ変わったらなんになりたいですか」
という質問から、なぜか良知くんのペガサス話に。
小さいころ、動物園に行ってペガサスがいると思って、馬の前で待っていたことがあったそうです。

最後の質問は「2人はSですか、Mですか」
という夜の部ならでは、な質問でも大盛り上がり(笑)。
なかなか「S」か「M」かお2人とも結論を出せず・・・
天の声から「続きはwebで」と。
(お答えは、お2人のブログにアップされています!!)

続いて歌コーナー
東京でも大好評だった平方くんの「空も飛べるはず」

良知くんのダンスがかっちょいい「Burning」。




そして告知コーナー

平方くんは東宝「エリザベート」ルドルフ役が決まったとご報告。
「博多の地元でもやれるね」良知くん。
そして、3月に韓国ミュージカル「エリザベート」ブタコメツアー
ブタコメ演劇コラムニストである平方さんに参加していただくことも発表☆
日本版ルドルフ・平方さん×韓国版ルドルフ役キム・スンデさんとの
ミニトークショーを開催するのも魅力のツアーです!!
(詳しくは、コチラへ)


良知くんはアルターボーイズファイナル公演のお話。
大阪にもきますよー。
「ポスターも超かっこいいんですよ」平方くん。
良知くんは12月末にクランクアップした映画「タイガーマスク」の話も。
アニメとちょっと違うのが魅力だそうです。


そして、ソロの歌コーナー
「このまま君だけを奪い去りたい」を熱唱する平方くん。
「いつかまたこの曲をみんなの前で歌える日が来るよう頑張ります」とご挨拶。
なんかさびしいね
もう終わっちゃうのね。
「みなさんからリクエストいただいたから大阪にこれたんですよね」と天の声。

そして良知くん。
歌う前に、お客様に語り始めます…
「念願の夢がかないましてドラマ(『帰郷』)に出ることができました。
かつていろんなことがあり、もうこの仕事をやめたほうがいいんじゃないか
と葛藤していたことがありました。
こうして、みなさんの前で歌って、踊って、去年映像に出ることができて。
辛いことはたくさんあると思う。でもそんなときはゆっくり立ち直ればいいと
思えるようになりました。こうして、みなさんと東京や大阪やいろいろなところで
会えて、本当に幸せです」

ひとこと、ひとこと、かみ締めるように話す良知くん。

万感の思いを込めて歌ってくれた「ヒストリーロード」
東京よりもまして心に染みました。
「立ち止まって振り返る瞬間とか、もっともっといろんなことを経験して
ぼくもそういうヒストリーがちゃんと見えるような道を歩んで、
みなさんとも遠い未来でも会えるように頑張ります…」

これからも応援してます!良知くん。


いよいよ、楽しかった時間も終わりに近づいてきました。
ラストはお約束、ロミジュリから「世界の王」。
客席がひとつになって、世界の王を歌って、盛り上がりまくって
Butakome TALK&LIVE VOL.2大阪編は幕を下ろしました。


今後とも、良知真次さん、平方元基さんを
そして
ブタコメをどうぞ宜しくお願いいたします。

平方さんの演劇コラム、次回は2月にアップ予定です。
こちらもぜひお楽しみに!!


(編集部・I)







「十一ぴきのネコ」速報!~彩乃かなみ演劇・コラム~


皆様新年あけましておめでとうございます。

本年も昨年に引き続き
このブタコメにて演劇コラムを書かせていただきます。
皆様どうぞ宜しくお願いいたします。

さて、2012年最初の作品は・・・
出ました!!
故・井上ひさし先生の作品「十一ぴきのネコ」
サザンシアターにて拝見して参りました。

若輩者の私が申すのも大変失礼な話なのですが
ネコに扮する俳優さん(おじさま?!あっ、失礼。ぺこり。)
皆さん本当に生き生きとされていて素敵でした。

言葉を選ばずに申し上げるならば
本当に可愛いかった…のです。

終演後には演出家の長塚圭史さんにもお会いでき感激でした。



ワクワクがとまらなくて
思わず原作の絵本などグッズもたくさん購入してしまいました。
演劇コラムをやっていて、この展開は初めてです(笑)

詳しくは本編で!!


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『十一ぴきのネコ』

2012年1月10日(火)~31日(火)
紀伊国屋サザンシアター


全席指定(消費税込み):
<一般>7,800 円 / <学生※高校生以上>5,800 円 / <子供※小・中学生>4,800 円



※公式HPはコチラから


【プロフィール】彩乃かなみ



tpt『プライド』 The Pride~伊礼彼方・演劇コラム~

みなさま、2012年幕開けして初の演劇コラムは
伊礼彼方さんの登場です!!

昨年12月に伊礼さんに観劇いただいたのは
『プライド』 The Pride。

すでに年末に書き上げて頂いていたのですが・・・
諸般の事情あり、コラムのアップが大変遅くなりましたことお詫び申し上げます。


この作品『プライド』The Prideは、イギリス演劇界で俳優として活躍していたアレクシ・ケイ・キャンベルが初めて書き下ろした戯曲で、2008年にロンドン、そして2010年に
ニューヨークで上演され高い評価を受けた作品です。
同性愛、セクシャル・アイデンティティを切り口として1950年代と2008年、それぞれの時代に生きる男性二人と女性一人の物語を交互に展開。社会の変容と、その社会に属しながら自分らしい生き様を模索し続ける人々を描いた、鮮烈で深みのある会話劇です。
二つの時代に登場する人物たちの名前は変わらないけれど、そのシチュエーションはまったく別物。しかし二つのストーリーが切り貼りされて進行するのではなく、それぞれの登場人物たちが溶け合って、作品に込められたさまざまなテーマを強く問いかけてくるような印象を受けました。時を経て様変わりする環境の中で、ひたすら自らの居場所、求める愛の形を確認しようとする彼らの姿から、観客自身が自己の欲求や葛藤とあらためて向き合わされる…、そんな余韻の残る舞台。
演出の小川絵梨子さんと実力派俳優の皆さんが、じっくりと丁寧に、そして真摯に作品世界を探究して作り上げていったことが感じられる、精度の高いステージでした。

演劇コラムニストとして、まもなく3年目を迎える伊礼彼方さん・・・
今回は、コラムというよりはエッセイに近い感じの内容に感じました。

では伊礼さん演劇コラムをどうぞ!!



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お久しぶりです!

初代コラムニスト「かなた伊礼」です。

今年は観劇コラムがあまり出来なくってパソコンを開くのも少なくなってしまいました。
その代わり、お仕事はとても充実した1年でした。

皆さんはどうでしょう?
今年一年振り返ってどうでしたか?
去年より笑えましたか?今年の方が泣きましたか?

そうですか。大変だった方々・・・
来年はきっといい事がありますよ!信じていて下さい。私もそう願ってます。

今年めちゃめちゃ良かった方々・・・
覚えとけ!来年痛い目に合うぞ!私の予言は当たるんだ!ざまぁみろ!

とまぁ、久しぶりにパソコンに向かうと、こういう下らない事ばかり書きたくなってしまって、まったく本編に突入しないのが私の癖。変わらないね。このパターン嫌いじゃないんだよね(笑)
「男はいくつ歳を取っても子供」と言いますが、果たして全員がそうでしょうか?
間違いなく私は遡り過ぎて新生児なみの解りやすい男だと自負してる。「自負」ってなんだよ!早く幼稚園に連れてって!

くだらない事ばかり書いてますが、今年起きた未曾有の震災がきっかけで、僕の目指すスタイル・考えをより一層強くしてくれた。それは何かと言うと、「いつ何が起きるか分からないから、とことん人生を楽しもう。とことん馬鹿をやろう。今しか出来ない事を実践しよう」です。
死にたくはないし、大切な人を失いたくもない。
でも「死」が無条件に全員平等にいつか来てしまうものならば、いつ死んでも後悔しないだけのエネルギーを持って、1日1日を生きようと改めて思いました。
それが容易い事ではなく、とても勇気のいる事だからこそ、そうしたいと思う。

さて、今回観劇した『プライド』 The Pride男3人女1の少人数芝居
日暮里の駅から歩いて10分くらいの所にある「d-倉庫」。



初めて訪れた劇場ですが、住宅街の一角に突然現れる異空間。
100席くらいの小さな劇場に、もちろん緞帳もなく、目の前には中流階級以上ではない、
とある夫婦のリンビングがそこにセットされていた。シンプルだけど、象徴的に計算された色彩と配置。

ワンセットで構成されている1幕。転換がないので同じセットなんですが、シーン(場面設定や時代)は変わっている。2幕ではセットが変わりますが、もちろんそれもワンセット。
以前私が出演させて頂いた「今は亡きヘンリー・モス」と似たにおいを感じた。
演出が同じ小川さんだからなのか。
いや、いわゆる不条理芝居と言われるヤツだからだ。
よく分からないけど、開演前特有の「何かが始まる!」という未知数なドキドキわくわく感に会場があふれていた。


大劇場やミュージカルにはそれぞれの良さがあるけど、小劇場にもならではの楽しみ方がある
大劇場では俳優の息づかいやお腹の虫までは聞こえない。でもこういう小さな空間でのお芝居は呼吸一つがドラマの主役になる。だから自分の呼吸や心臓の音すら邪魔と感じる時がある。ハマると抜け出せないですね。

正直言って、ストーリーを説明するのは非常に困難だ。(別途あらすじをご参照ください)
観た人によって捉え方や感じ方が違うからね。何より観終わって「どういう事だったの?」と疑問を残して終わるのだから余計説明をするのは気が引ける。だからと言ってつまらなかった訳じゃない。つまらなかったら冒頭でまず「私の好みにはあいませんでしたが・・・」と書き殴っていただろう。いつかそんな文面が却下された事があったかな。
面白いのは、俳優がその瞬間瞬間時々で放つ空気に触れながら、物語りを理解して行くというより、徐々に作品が自分に降りてくる感覚がある。それがたまらない。内容が濃ければ濃いほど、グロテスクであればあるほど自分の中に作品が解け合っていくのを感じるのがたまらない。こういう経験はあるでしょうか?

自分が役を演じる時は、自分と作品が解け合うまで約3週間くらいはかかる。わかってる!
考え過ぎて空回りし、結局は一番最初に感じたイメージに戻る事が大半。解りやすく言えば輪廻転生のように、生まれて、地に還って、次は前世の記憶がある状態で生まれ変わる感じ。だから同じ過ちは繰り返さない。
でも観劇する側の時は、最初から生まれ変わっている状態に似ている。
だからフラットに新鮮に柔軟に観れる。だから3週間かかるところ、劇場という空間に身をおいてさえしまえば、自然にその本編中に解け合える。
当事者なのか第三者なのかでは捉え方がだいぶ変わる。

複雑そうな事を書いているが、なに一つ難しい事は書いてない。
本を読むとよく思うんですが、文章にすると理解できないものも、体感や体験や体現をすれば言葉を読むより100倍理解できる。私たちが本を読むのは何かが起きた時や何かを知りたい時の予備知識を蓄えるため。(もちろんそれだけではないが)でもそれは実体験ではないから経験が伴っていない。頭でっかちになってしまう恐れがある。
人伝いに流れてくる噂も、実際直接本人に会ってみるまでは事実かどうかは解らない。事実じゃなかった経験が私には沢山ある。一方通行が一番事故を回避しづらいのだ。だから頭で考えるより体で感じた方が本当の答えに早く辿り着けるのではないだろうか。

人が何かを好きになるのは自然な事。理由なんてない。それを他人がとやかく言えるほど単純でもない。責任をとれるわけでもない。
私の場合「好き」というのは頭で考える前に体が反応してしまっている状態を現しているんじゃないかと思う。心が。だからその対象が誰に向けられるのかはその時になるまで分からない。たとえ好きになってしまった人が同性だったとしてもね。それは罪ではない。

今回の作品は、こういうごく当たり前だと思っているような日常的な事を、改めて思い出させてくれる内容だった・・・という感じです。“同性愛”というテーマもそのひとつ。

私たちは母親のお腹にいる初期の頃、全員女として創られる。その過程を経て男女に分かれて行く。しかし、その大事な時期になんらかの形で母親に大きなストレスが生じてしまった場合、男の体をもった女性が産まれたり、女性の体を持った男が産まれたりもします。
専門医じゃないから詳しくはないが、そんな話を聞いた事がある。

ゲイ・ニューハーフ・オカマ・おなべ・レズビアンなど、いろんな形があります。
誰を責めても誰を憎んでも解決はしないし、その事実は誰にも変えられない。
隠すのか公表するのかでは通る道も辿り着く場所も違うだろう。
私はノンケだから同性愛者が何を背負って生きているのかは解らないが、人を愛する気持ちは少なからず知っている。恋しくて愛しくて切なくて、心が今にも爆発しそうなあの頃の事を思い出す。彼ら彼女たちは私からみると、一般に男女と言われる人種に比べ、利害関係がなく、より真っすぐで清い人種だと感じる。(もちろん本当の愛ね。商売は別)私の身近にいる同性愛者は心が広くとても澄んでいます。
何故か私は普通の人種より、そういう人種と話が合う事が多く。
教えられる事も数えきれない。

自分がどんなミテクレで、そこに矛盾があって、コンプレックスがあって、無力なら、それを受け入れる事からしか前には進めないと思う。
人から見た自分と、自分が感じる自分。
自分が演じている自分、そして自分の中にいる自分。
本当の自分ってどれかなんて考えるより、自分と一緒にいる時、目の前にいるその人が笑ってくれているのかが大事なんじゃないかな。
私はそれが大事だと思うし、人の笑顔を信じて生きてます。
人の笑顔を見るためなら、どんな馬鹿も演じます。

それが私の唯一のプライドです。

全人種!よいお年を!!!




※このコラムは2011年末に執筆されました。



【プロフィール】伊礼彼方


『ヒミズ』 ~白石隼也・映画コラム~



この間、トークライブという名のファンイベントみたいなやつをやった。
ファンイベントという言い方がどうも好きでないという自分のプライドのためにわざわざ名前を変え、色々やった。
やる前、結構な人にバカにされた。(決して全てが悪い意味ではなく。)
で、最後にみんな言う。「まぁがんばってね」
彼らなりに色々言いたいことはあるのだろうが、なんだかんだ応援してくれているのだ。
「がんばれ」、時に物凄くむかつく言葉であるのだけど、それと同時に物凄いエネルギーを持った変な言葉だ。


今日紹介する映画は、
古谷実原作、園子温監督作品『ヒミズ』

おそらく、公開と同時に反響に反響を呼んで、是枝監督の『誰も知らない』、もしくはそれ以上のおかしな現象が起こると思うので僕がこの映画を紹介する必要は全くないことは分かりきっているんだけど、2011年のマイベストムービーに触れないわけにはいかないと思ったので書かせて下さい。

主人公は、大きな夢を持たず、ただ誰にも迷惑をかけずに「普通」に生きていきたいと願う
住田くん、15歳。
そして、その住田くんを愛してやまない同級生の茶沢さんもまた、15歳。
借金を作ってはたまに帰ってきて、暴力を振るい金を持っていく父親。
実家の貸しボート屋で母親と暮らす住田くんであったが、ある日、母も男と駆け落ちをして、去る。
茶沢さんもまた、両親から虐待を受ける日々を送る。

そう、この二人の中学生は親から愛されていないのだ。



今、僕は21歳。両親と二人の兄妹の間で何不自由なく、生きてきた。
室内プールの脇にある観葉植物のように、気温も湿度も調整された場所で、外敵から攻撃を受けることもなく、温々と、生きてきた。
大学にも行かせてもらっている。
きっと僕が15歳だった頃は、住田くんや茶沢さんのような子供達がいるという事実を「そんなはずはない」と本気で信じていただろう。
この映画の試写会に行った日の深夜、テレビで親に捨てられた少年達のドキュメンタリーがやっていて運命を感じたように、事実、子を愛さない親はいる。
ということがこの歳になってようやく分かってきた。
子を愛せない親は、いる。

僕が観たドキュメンタリーには、親に捨てられた子供達を命懸けで助けようとする金八先生のような男の人が出てきたけど、住田くんにも茶沢さんをはじめ彼を命懸けで助けようとする仲間がいた。
なにも、愛は親からだけ受けるものではないのだ。
兄弟でも友達でも恋人でも隣人でも里親でも犬でも猫でも、誰からか本物の愛を受けたものは誰かを愛することがきっと出来る。と思う。また逆も然り。



が、事件は起こった。

「普通」の中学生でいられなくなった住田くんは、その日からの人生を「オマケ人生」と名付け、
悪い人間を見つけ出し、自らの手で殺すことに決める。
住田くんの異変に気づいた茶沢さんは、彼を助けようと奔走するのであったが…。



四半世紀にも満たない短い人生だけど、きっとそうなんだなって確信することもちょっとはある。

苦しみ、悲しみを知っている人は、強い。
とにかく、強い。ってこと。


そりゃあもう、僕みたいなやつが普通に戦ったらコテンパンにやられる。
正直な話、ちょっと前まで根性がない自分は
「なんか不幸が訪れないかな」、「不幸になったらもっと頑張れるんじゃないかな」
なんてアホらしいことを本気で思っていたのだから、そりゃあもう相当強い。
もちろん、今ではそんなことは思ってない。
そんなこと思っても時間の無駄だし、俺は幸せな家庭に育ったのは変えられない変える必要もない事実。

だから、住田くんみたいな人が「がんばる」ことをしたらどんなに強いのか。
絶対勝てなくなるからやめてほしい気もするけど、やっぱり見てみたいな。

「スミダ、ガンバレ!」

さぁ、住田くんはどんな決断を下すのか。

そして、その時、あなたはどういう想いを感じるのか。

是非、劇場で確かめて欲しいと思います。





追記
それともう一つ。
この映画は原作の漫画と決定的に違う所がある。
それは、舞台が大震災後の日本になっていること。
これは、クランクインする直前に起きた東日本大震災を受け園監督が急遽脚本を書き直したそうです。
去年、僕も被災地に行ってボランティアをさせてもらったのですが、その時一番感じたのが、みんな悲しそうにしていたこと。
すごく当たり前なことだけど、やっぱりテレビ越しで見ているのとでは全く違うわけで。
それによって説得力が増したとか、そういうことももちろんあるんだけど、もっともっと大きくて堅くて明確なメッセージになっています。


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『ヒミズ』

2012年1月14日(土)新宿バルト9、シネクイント他全国ロードショー

製作・配給:ギャガ
(C)2011「ヒミズ」フィルムパートナーズ



※公式HPはコチラから




【プロフィール】白石隼也



11月/立川志らく独演会(2011年11月11日(金))




J亭では久々の「志らく独演会」。当日の演目は以下のとおり。志らくの演目は二席とも「立川談志十八番」である。

立川らく兵『千早ふる』
立川志らく『鉄拐』
~仲入り~
立川志らく『紺屋高尾』

志らく一席目の『鉄拐』は中国を舞台とする珍しい落語で、古くは二代目小さん、初代小せん、三代目三木助、二代目円歌らも演じたが、近年では立川談志の専売特許であり、先人達とは格段に異なる「面白い噺」に仕立てた。その「談志がこしらえた『鉄拐』の型」を志らくは受け継ぎ、さらに独自のギャグを大量に入れ、細部の演出も変えてオリジナルのサゲも工夫した。

上海の貿易商、上海屋は毎年創立記念日に大宴会をやるが、その余興の凄さは有名で、毎年とんでもない見世物を呼んできては話題となっている。今年もまた凄い芸人を連れて来いと主人の上海屋唐右衛門に命じられた番頭の金兵衛は、余興探しの旅で桃源郷に辿り着き、八仙人の一人である鉄拐に出会う。鉄拐には「腹の中からもう一人の鉄拐を出す」という特技がある。この「一身分体の術」を余興として見せに上海屋の宴会に来て欲しいと金兵衛は鉄拐に依頼。大宴会で見せた一身分体の術が大ウケの鉄拐仙人、そのまま下界であちこちに出演して一躍スターとなる。

この人気に目をつけたのが寄席の席亭で、最初は大人気、弟子も取るほどだったが、やがて飽きられてくる。席亭は桃源郷から別の仙人、「瓢箪から馬を出す」張果老を連れてきて、たちまち人気が出てチケット入手困難な状況に。落ちぶれた鉄拐、仕返しに張果老の宿に忍び込んで瓢箪の馬を吸い取って腹に収めてしまう。瓢箪から馬を出せない張果老はブーイングを浴び、代わりに鉄拐は「腹から馬を出す」と宣言したものの、苦しくて出せない。「仕方ない、客を腹に入れて馬を見せよう」と鉄拐は客を全員腹に飲み込んでしまう。まるで「ミクロの決死圏」のような体験が出来るこの余興は大ウケ、鉄拐は再びスターの座に返り咲く…。

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二席目は『紺屋高尾』。落語では六代目三遊亭圓生の演目として知られるが、談志は五代目一龍斎貞丈の講談を元ネタとし、「客に恋をする高尾太夫」という解釈を核として独自の『紺屋高尾』を作り上げた。五代目古今亭志ん生の『幾代餅』もストーリーの骨子はほとんど同じで、倅の馬生・志ん朝も演じたことから寄席の世界では『幾代餅』を演じる落語家の方が圧倒的に多いが、立川流は談志から受け継いで『紺屋高尾』を演じる弟子が多く、志らくの他、志の輔・談春の十八番としても知られている。

神田お玉ヶ池の紺屋の職人、久蔵は吉原の花魁道中で見た三浦屋の高尾太夫に一目ぼれ、恋わずらいで寝込んでしまう。当時人気絶頂、飛ぶ鳥を落とす勢いの高尾太夫は大名道具と言われ、到底、職人が会えるような相手ではない。しかし親方は「いくら高尾とはいっても売り物買い物、三年はたらいて金を貯めれば会わせてやる」と励まし、久蔵はそれを信じて三年休まず働き続け、十八両と二分の金を貯めた。「あれは嘘だ、金を出しても会えない」と親方は言うが、久蔵は納得しない。その真剣さに打たれた親方は吉原に通じた医者の藪井竹庵に相談、会えないのを覚悟で「お大尽の若旦那」と身分を偽り吉原に出かけた久蔵が、何と奇跡的に高尾太夫と一夜を共にする。感激に、一睡も出来ない久蔵。だが翌朝、次はいつ来てくれるのかと訊かれ、高尾に嘘をつくのが耐えられなくなった久蔵は、「自分は職人で、三年働かないと来られない」と、すべてを打ち明けてしまう……。

一途な久蔵の正直さに高尾が惚れて女房になり、身分違いの恋が成就するこの噺、志らくはクライマックスで独特な演出を施し、より現代的な人間ドラマに仕立てている。「嘘をついた」と聞かされた高尾は一旦は激怒してキセルで久蔵を殴りつけるものの、正直に告白する久蔵の言葉を総て聞いた後、花魁言葉をかなぐり捨てて「裸の人間として」ぶつかってくるのだ。「来年三月十五日、年季が明けたら私を女房にして」と言って、高尾は久蔵に三十両の金を渡す。「私が一生懸命貯めたお金。久さん、殴ってゴメンね」

店に戻った久蔵は何を言われても「来年三月十五日」と言うばかり。やがて三月十五日、高尾は約束どおり紺屋に現れる。「ホントに来ちゃった」と笑う高尾。高尾と所帯を持った久蔵は親方の跡を継ぐ。店は高尾見たさに押し寄せる客で大繁盛。ある日、様子を見に来た親方に久蔵は、高尾が身ごもったことを報告する。「子供が出来たって? よかったな! 幸せになれよ! それで子供が生まれるのはいつだ?」「へい、来年の三月十五日」 もちろんこのサゲも志らくのオリジナル。志らくならではの現代的な説得力溢れる『紺屋高尾』だ。

10月/桃月庵白酒独演会(2011年10月28日(金))




当日の演目は以下のとおり。

金原亭駒松『狸札』
古今亭朝太『粗忽の釘』
桃月庵白酒『ずっこけ』
~仲入り~
桃月庵白酒『井戸の茶碗』

開口一番は当代金原亭馬生の弟子で前座の駒松。二番目に登場したのは2012年秋に古今亭菊六と二人で真打に昇進すると落語協会から発表のあった古今亭朝太。古今亭志ん朝最後の弟子で、入門は1998年。2001年の志ん朝没後は古今亭志ん五門下に移ったが、2010年に志ん五が亡くなって志ん橋門下に。そそっかしい男が引っ越し先で失敗を繰り返す『粗忽の釘』を丁寧に演じた。

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白酒の一席目はタチの悪い酔っ払いを描いた滑稽噺『ずっこけ』。居酒屋でいつまでも小僧をからかって帰ろうとしない熊公、そこへ兄貴分が様子を見に来て連れて帰ろうとすると「無一文だから誰か払ってくれる人を待ってた」と言う。勘定を払ってやり、ヘベレケで歩けない酔っ払いを担いで連れて帰る兄貴分に、完全に甘えきってる泥酔状態の熊公は、「オシッコさせて! もれちゃう」と言い始める…。

この噺の前半を独立させた『居酒屋』は三代目三遊亭金馬の十八番。最近では後半を主体にした『ずっこけ』を演る落語家は激減しているが、白酒の師匠である五街道雲助は、その数少ない演者の一人。雲助の『ずっこけ』も楽しいが、白酒の『ずっこけ』は全編酔っ払いの暴走っぷりがあまりに凄まじく、爆笑また爆笑の逸品。白酒の描く酔っ払いの可笑しさは当代随一と言っても過言ではない。

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仲入りを挟んで白酒の二席目は頑固な浪人の千代田卜斎と細川家の家来で正直者の高木作左衛門の間で右往左往する屑屋の清兵衛の間で繰り広げられるドタバタ劇『井戸の茶碗』。貧乏長屋に住む千代田卜斎が屑屋に二百文で売った仏像を高木が三百文で買うが、中から五十両の金が出てきた。「仏像は買ったが五十両は買った覚えが無い」と高木は千代田に返そうとするが、千代田は「受け取れない」と突っぱねる。間に入って困り果てた屑屋を見かねて大家が助け舟を出し、「二十両を高木、二十両を千代田、十両を清兵衛」と分け、千代田は二十両のかたに日頃使っている茶碗を高木に渡す。ところがその茶碗は「井戸の茶碗」という名器で、細川の殿様はそれを三百両で買うと言い出す……。

屑屋が「♪焼きたてのメロンパン~」と売り声を出してごまかそうとしたり、仏像を売った浪人のことを訊かれて「昼間は子供を集めてソドムとかゴモラとか…夜はバイブルを売ってるとか言ってましたから今は宣教師をされてるんじゃないかと」「そうではなかろう。昼は素読の指南、夜は売卜(ばいぼく)つまり易だ」「あっそうでございます! よくこれだけの情報でおわかりに」「それが落語のいいところだ」などと高木と会話したり、とにかく全編オリジナルギャグに満ちた、白酒ならではの爆笑編。白酒の演出では、茶碗を千代田卜斎の娘が高木に届け、それがハッピーエンドへの重要な伏線となっている。三百両の分け方に関して、高木に千代田の娘が嫁ぎ、支度金として百五十両を受け取るというのは従来のままだが、実は茶碗の受け渡しの折、娘と高木は互いに一目ぼれしていたというのである。これが実に気持いい。中途半端な美談ではなく、誰もが心の底から楽しめる『井戸の茶碗』を独自にこしらえた白酒の才能が光る、見事な一席だった。

9月/柳家三三独演会(2011年9月30日(金))




当日の演目は以下のとおり。

春風亭一之輔『夏どろ』
柳家三三『五目講釈』
~仲入り~
柳家三三『品川心中』
柳家三三『五貫裁き』


今回の開口一番は「シークレット・ゲスト」の春風亭一之輔。二ツ目ながら人気・実力共に抜群の若手で、ちょうどこの直前の9月15日に「2012年3月に真打昇進」が発表されたばかり。21人抜きの大抜擢、しかも近年の落語協会としては異例の「一人真打」(何人かまとめて一緒に昇進するのではなく、一之輔だけが真打として披露目を行なう)ということで大きな話題となっている「旬の落語家」。演目は、貧乏長屋に押し入った泥棒が住人に有り金すべて巻き上げられる『夏どろ』。

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三三の一席目は、『五目講釈』。道楽が過ぎて勘当になり出入りの親方の家の二階に居候している生薬屋の若旦那が「何でもいいから働きなさい」と言われて「それなら講釈師になる」と言い出し、親方が集めた客の前で若旦那が『赤穂義士銘々伝』を語り始めるものの、これがいつの間にか清水の次郎長や那須与一、近藤勇に由井正雪にフーテンの寅さんまで出てくるというゴチャ混ぜ講釈。三三は寄席などでよく演じるが、他にはあまり演り手のいない噺だ。実際に講釈が大好きでいくつかのネタを講釈師に稽古してもらっている三三ならではの「デタラメ講釈」の可笑しさが、この噺の聴きどころ。

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仲入りを挟んでの三三の二席目は『品川心中』。品川の遊郭の白木屋という大店で板頭(一番人気の売れっ子)だったお染という花魁が、年を取って洋食が衰えると共に人気も急降下、移り替え(季節の変わり目に衣替えをする行事)の費用を出してくれる客もいなくなってしまったのを苦に死を決意。「移り替えが出来なくて自殺したと言われるのは癪だから誰かと心中して浮名を流そう」ということで、馴染み客の中から「一番どうでもいい相手」である貸し本屋の金蔵に白羽の矢を立てる、という江戸落語。金蔵だけ先に海に飛び込ませたところで店から遣いが来て「移り替えの金を出す客が現れた」と知ったお染が生き残るのが前半(「上」)で、後半(「下」)は遠浅で助かった金蔵がお染に仕返しをする。「下」まで演じる落語家は少なく、三三も「この後、金蔵が仕返しにかかります『品川心中』という噺の序でございます」とサゲた。

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時間がたっぷりあるので、てっきり『品川心中』を「下」まで演るのかと思ったら、この噺は通常の彼がそうであるように今回も「上」のみ。三三はそのまま講座に残って三席目の『五貫裁き』に入った。大岡裁きの講釈ダネで、六代目三遊亭圓生は『一文惜しみ』という落語として演じたが、立川談志は五代目一龍斎貞丈から習い、最後にドンデン返しが来る独自の型を作り上げた。三三は講談そのままの型だ。

長屋の厄介者、八五郎は博打場の下働きから足を荒い、堅気の八百屋になりたいと大家に相談すると、大家は奉加帳をこしらえて町内を回り寄付を募れと助言、八五郎は真っ先に質屋の徳力屋へ向かう。祖父の代に面倒みてやった恩があるから、というのが八五郎の言い分だが、強欲でシミッタレとして悪名高い徳力屋は一文しか出さず、叩き返した八五郎はボコボコにされた。それを聞いて大家は奉行所に駆け込み願いを出せと言うが、意外にも奉行の裁きは「一文とて天下の通用金、粗略に扱った八五郎の罪は重い」ということで徳力屋はお咎めなし、八五郎は五貫文の罰金を科せられた。勝ったと喜ぶ徳力屋。この裁きの裏に隠された奉行の真意とは…?

名奉行の大岡が仕掛けた巧妙なカラクリを察知した大家が、八五郎をけしかけて徳力屋を窮地に追い込み、まんまと鼻を明かす痛快な『五貫裁き』。歯切れの良い口調の三三ならではの魅力溢れる一席で、今日の「J亭」はお開きとなった。

韓国ミュージカル『エリザベート』ブタコメ観劇ツアー開催☆




2012年3月に韓国ミュージカル「エリザベート」ブタコメ観劇ツアー開催決定!!

2010年に初めて韓国ミュージカル「モーツァルト!」観劇ツアーを実施してから約2年・・・
お待たせしました。。

日本でも宝塚版、東宝版と長年にわたって人気を博しているミュージカル「エリザベート」。
2012年はウィーン版初演から20年のアニバーサリーイヤー。
その記念すべき年に、韓国で初めて「エリザベート」が上演されます。


「モーツァルト!」でミュージカルデビューを果たした
キム・ジュンスが、トート役で登場☆




2月開幕公演の発売開始に数分で完売になってしまったというジュンス出演公演。
(トートほかメインキャストはダブル、トリプルキャスト)


ブタコメ観劇ツアーでは、なんとこのプレミアチケットをしっかりおさえました☆
3月18日(日)ジュンス・トート閣下の昼の部、夜の部、合計100枚確保!!

3月16日(金)~19日(月)3泊4日のツアー。
(企画/サンケイリビング新聞社、旅行主催/ラビツアー)


そして、なんといっても、ブタコメ韓国ミュージカルツアーの最大の魅力は
日本の俳優さんや女優さんと一緒に韓国ミュージカルを観てイベントを開催するところ。

今回のツアーにご同行いただくのは、ブタコメ演劇コラムニストとして活躍していただいている、
平方元基さん。

平方さんは、2012年5月開幕の東宝「エリザベート」にルドルフ役で出演されると発表されたばかり。
今回、韓国ミュージカルも初観劇。
しかも、ご自身が初出演される「エリザベート」の韓国版観劇レポートも書いていただきます!!

そして、なんとなんと、ツアー2日目には日本版ルドルフ役の平方さん
韓国版ルドルフ役のキム・スンデさん
ツアー参加者全員(100名予定)のお食事会&ミニトークイベントも実施します。

日韓ルドルフそろってのトークイベントが実現!!
どんなお話が飛び出すか楽しみです◎

またこのお二人はミュージカル「ロミオ&ジュリエット」でティボルト役を演じていたという共通点も発覚!!

ますますこのツアーの開催とお二人の顔合わせが実現したことにご縁を感じます。



最近では、日本から韓国ミュージカルを観に行く方もずいぶん増えてきたようです。

まだ観に行ったことがない方もぜひ、この機会にご一緒しませんか?


ツアーの詳しい内容は、下記、ツアーの詳細&申し込み「コチラ」をクリックしてください!!
先着順に受け付けします。

皆さまのツアーご参加お待ちしております!!





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◆平方元基(Hirakata Genki)
1985年12月1日生まれ。
福岡県出身。
身長184cm。
趣味:テニス、料理、温泉、カメラ、お酒。
バラエティ番組「戦国鍋TV」や
テレビドラマ「東京リトル・ラブ」で
メインレギュラーとして出演。
2011年9・10月にミュージカル
「ロミオ&ジュリエット」で
初ミュージカルながら大役・ティボルト役を
好演し多くのミュージカルファンから注目を集める。
2012年5月~9月東宝「エリザベート」に
ルドルフ役で出演決定。





◆キム・スンデ
■ 生年月日: 1980年 5月 1日
■ 身長: 179cm
■ 体重: 65kg
■学歴: 東国大学校演劇映画科卒業(演技専攻)
■ 特技: 大韓格闘技公認3段(師範資格所有)
大韓合気道公認2段
■ミュージカル&演劇
2011"お前は時として私の考えをして私は時としてほかの思いをして" チョルス
2011 <我が心のオルガン> ガンドンス
2011 蜘蛛女のキス バレンタイン
2010 "トライアングル" ギョンミン
2010 "モンテクリスト" アルバート
2010 "ミュージカルモーツァルト!" シカネーダ
2009 "たたくラブ" ミョンフン
2009 "ロミオとジュリエット" ティボルト
2009 "愛は雨に乗って" ドンヒョン
2008~2009 ハムレット
2007 レイヤス
2006~2007 "インダンス愛歌"イモンリョン
2006"ジキルとハイド Emsemble



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◆韓国ミュージカル「エリザベート」ブタコメ観劇ツアー
お申込みはコチラ


◆韓国ミュージカル「エリザベート」公式オフィシャルHP
 ↓ ↓ ↓
http://www.ravietour.com/2012elisabeth_official/


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2011年、ブタコメをご愛読いただき誠にありがとうございました。

引き続き、来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。










速報!!Living 40th Special Liveシリーズ@赤坂BLITZ 4days

こんにちは、編集部Iです。
Living 40th Special Liveシリーズ@赤坂BLITZ 4days
ご来場くださった皆様、本当にありがとうございました。


大盛況のうちに終わることができ、40周年のアニバーサリーイヤーを
華々しく締めくくることができました。
とはいえ!
行きたかったけど、行けなかったよー!という方のために、わたくし、
一肌脱ぎます!寒さに負けず。
それぞれのライブのレポートをアップさせていただきます。

詳細な内容は年明けにアップいたしますので、まずはこちらの速報版をお楽しみくださいませ。


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◆12月23日 レ・フレール
「X’mas Special Live ~ピアノ・スパシアルat 赤坂BLITZ」



4day初日を飾ったのは、斎藤守也さん、圭土さんの
兄弟ピアノデュオレ・フレール

客席は子どもづれやファミリーが目立っていました。
小さいころから芸術に親しんでほしい、という2人の願いから、
クラシックコンサートにありがちな「未就学児の入場不可」なんてことはやっていないのです。
まずは、白い衣装で登場したお2人。
今年発売された3rdアルバム「ピアノ・スパシアル」の曲からライブは
スタート。
実は、Iは初!生レ・フレールだったのですが、あっという間に
2人がつむぎだす音の世界に魅了されてしまいました。
曲の合間のトークがあまり上手じゃないのもまた魅力。
ブギ・ウギの即興になれば、ものすごい高速でピアノを弾けるのに
おしゃべりはなぜかとつとつ…。
そして、圭土さんのおしゃべりの着地点が見えなくなったときに
さっとフォローする守也さんに「お兄ちゃんだなー」としみじみ思うI。

ピアノ後方にはスクリーンがあり、
演奏する曲に合わせていろいろな映像が登場します。

被災地に楽器を贈る活動をしている、という話のあとは、2人の演奏をバックに
被災地訪問の様子の映像が流れました。
楽器を手に、弾けるような笑顔の子どもたちの顔・顔・顔。
ちょっと涙が出ちゃいました。

15分の休憩のあと、黒い衣装に着替えた2人。

後半はソロ演奏もありの、圧巻のブギ・ウギの即興など、
盛り上がりまくり!
子どもたちもうれしそうに手拍子をしています。
もちろん、Iも一生懸命手拍子しました。
アンコールでは皆さんお待ちかねのクリスマスソングメドレー。
大満足で終了いたしました。
ピアノってこんなに楽しい楽器なんだ!って思いました。
外の寒さを吹き飛ばすくらい、ハートもほっこりした、初日の夜でした。




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◆12月24日 Guys From The Earth
Guys From The Earth クリスマススペシャルライブ



クリスマスイブに登場したのは、元宝塚雪組トップスター水夏希さん
率いるGuys From The Earth
さすがイブ、客席にはサンタ帽をかぶったお客様が結構たくさんいて
ムードを盛り上げます!
そして意外と男子も多い。
立ち見の方もいっぱいいます!
曲が始まり、登場した水さんは黒のベルベットのパンツスーツ。
水さん、なんだかキレイになった!と思うI。
ガイズたちと伸びやかに歌い踊る水さん、すっごくカッコいい!!!



途中、衣装をチェンジした水さん。ますます、ステキです。
クリスマススペシャルにふさわしく、クリスマスメドレー♪
赤鼻のトナカイから、ワムマライア・キャリーまで、
古今東西の名曲をばっちり聞かせてくれました。
メンバーとクリスマスの思い出についてしばしトーク。
ここでも、水さんのナイスツッコミが炸裂!
水さんの頭の回転の早さに脱帽です。

最後は客席総立ち状態でいったん、幕。
鳴り止まないアンコールの拍手。
しばらくたってから、ひょこっとステージ袖から表れた水さん。
「舞台の宣伝するの、忘れちゃった(笑)」と、おちゃめな笑顔。
来年は歌の舞台やミュージカルなど、水夏希としての活動がめじろ押し。
「スカートデビューしちゃうかもよ。足、出しちゃおうかな」
ですって。ファンならずともこれは気になりますよ!!

まるでディナーショーのようなすてきなライブ、クリスマスイブにふさわしい
ちょっと大人のショータイムは大興奮のうちに幕を閉じたのでした。




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◆12月26日 U(城田優)
U 1stライブ



25日のクリスマスに続き、こと城田優さんのライブ2日目。
城田さんの26回目のバースデーでもあります。
事前にインタビューをしていたIにとっても、とても楽しみだった
バースデーライブ。

今日は女子率高し!

さらに、2階客席に城田ママなどご家族を発見!
すてきなバースデーになりそうな予感がひしひし。

3人のダンサーを従えて登場した城田さん。
長身がステージ栄えする~。
ミュージカルよりちょっと甘めの声。

緊張しいなんです、という言葉どおり、前日から緊張していたという城田さん。
でも、みんなの
「きゃー!ゆうくーん!」
という声援がパフォーマンスを盛り上げます。

スペイン語だけでなく、英語も堪能な城田くんはバックストリート・ボーイズ
ハウィー・Dとのコラボも実現。
その曲も聞かせてくれました。
すごい、グローバルな城田くん!

そして、とにかく“参加型”。

FCバルセロナの名誉ファン第1号認定を記念して作った曲では
みんなでタオルをぐるぐる回す!

ジョン・レノンの「ハッピー・クリスマス」を歌ったときは
みんなで「War is over if you want it war is over now」
城田くんの歌に合わせてコーラス。
(ちゃんとこれも城田くんの指導のもと、練習しましたヨ)

最後の曲「Heart of glass」では、みんなで振り付けを練習!
客席がひとつになって、踊りました!

すっかりIも一生懸命、「1、2、3、4、5、6、7、8、わっしょい、わっしょい」
ってやってました。
(なんのことか分からない方、年明けのレポートをお待ちください)
なんか、これが城田くんの「LOVE&PEACE」のはじめの一歩なのかな、と
思いながら、お名前も知らないお隣さんと手をつなぐ。
すごくすごく、楽しい!と思ったのでした。

アンコールでは、サプライズゲストで、ロミオ&ジュリエットの
ベンヴォーリオ役の浦井健治くんが登場!

さらに、特大の26のキャンドルがついたバースデーケーキも登場!

もしかしたら、城田くん、泣いちゃうかも…と思っていたのですが
「泣きそう通り越して、びっくりした!!!」



浦井くんとはちょっとだけセーラームーンの「タキシード仮面」の歌などを歌って、
じゃれたあと、

「僕たちと言えば、この曲!」

ロミオ&ジュリエット「世界の王」を会場も一緒になって歌いました。

愛と優しさにあふれた城田くんの思いがたっぷりこもったバースデーライブ。
時間がたつのもあっという間でした。

「本当に最高のバースデーライブになりました!」
という城田くんの言葉、こんなに大勢の人に祝ってもらったのは初めてです、という言葉。
ファンのみんなも一緒にお祝いできて、本当に幸せだったのではないでしょうか。



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3つのライブそれぞれ個性が違って、
どれもとても楽しかったです。

やはり、「生」に限りますね。


それでは、それぞれの詳細なレポートはしばしお待ちください。
来年もブタコメをよろしくお願いいたします!


撮影/吉原朱美


平成中村座十二月大歌舞伎~平方元基・演劇コラム~



歌舞伎とは国の重要無形文化財世界無形遺産に指定されている日本国有の演劇、伝統芸能の一つ。。。と聞くとまずは敷居が高い。



以前、「ロミオ&ジュリエット」に出演が決まって親戚に観に来てほしいと連絡したとき、
「ミュージカルはドレスを着て行くの?」と聞かれ、何を言っているんだと驚いた僕も、実は、歌舞伎は着物で行くものかと思ってた。

そんな風に思っているのは僕だけ?


さて、歌舞伎初チャレンジに選んだのは、浅草は隅田公園内にある、
「平成中村座 十二月大歌舞伎」

中村座は歌舞伎の中でも着物の色合い、引き抜き、早変わり等の見て楽しめる技など、初心者にもわかりやすい作品を選んで上演しているらしい。



劇場に入るとまず目に飛び込んでくるのが、大きな中村座の提灯

劇場というより、芝居小屋。そこに居るだけでわくわくする感じはお客様の笑顔からも感じられる。

今回観劇させて頂いた席は桜席と言う、おそらく中村座特有のもので、舞台上、しかも幕内にある席

こちらの席を選んだのは、もちろん!「舞台袖より愛をこめて」のタイトルにぴったりの席だったから!!!


舞台袖だけあって、普段見ることのできないセットチェンジや、役者さんの準備風景、正面席からでは見ることのできないものを存分に楽しむことができる。

今回の演目は三つ。はじめは、子別れの悲しみの余情に溢れた「芦屋道満大内鑑 一幕 葛の葉」こちらの作品では、
中村扇雀さんの二役早変わりと一瞬で着物から狐の衣装に変わる早変わり
そして、この演目最大の見どころ障子に和歌を書き残す場面は筆を使って右手・左手と書き、最後には口にくわえて書いたりするが、その文字が何とも美しく
子供の頃から祖母に「男でも字は綺麗に書けるようになりなさい!」と厳しく言われたのをを思い出す。

二作目は、幻想的な華麗さを備えた舞踊劇「積恋雪関扉常磐津連中」
中村勘太郎・七之助兄弟の共演や桜席ならでは、勘太郎さんの舞台上で斧に仕込んだ仕掛けを使って隈取りを顔に描いていく姿を観る事が出来「ロミオ&ジュリエット」のメイクで悪戦苦闘した僕には、舞台場でメイクの早替えなんて!っと目が釘付け!

そして迎えた三作目!!外伝物の中でも人気の名作「秀山十種の内松浦の太鼓 二幕三場」ここで中村勘三郎さんの登場。
テレビでしか見たことない方々をこうして生で拝見出来るのは舞台の醍醐味!!

そして桜席の僕たちには幕が開く前の板付き時に顔を向けて手を振って下さるファンサービス!やっぱり嬉しいものです。

話の内容も今月僕が出演している「大江戸鍋祭」と同じ忠臣蔵を題材にしたもの、結末を知っているのに、話に引き込まれた。


今回僕が座った桜席、タイトルに合わせて「舞台袖」っと聞いただけて飛び付いてしまったが残念なことに、ほとんど花道が見えなかった。

でも、それを差し引いても桜席はとても面白みのある席だと思う、僕としては初めてご覧になる方はやはり正面席をお薦めする。

そして二度三度と足を運び、その裏側はどうなっているのかと興味が湧いて来たところで桜席を試してみられ10倍も100倍も歌舞伎を楽しめる!


それからもうひとつ楽しかったことはお弁当!

劇場は通常客席は飲食禁止だが歌舞伎は客席でも頂く事も出来、いろんな種類のお弁当を買うことが出来る。

僕が買ったのは釜飯弁当!



劇場で美味しく頂いた後、陶器の器を持ち帰り部屋に飾って、時間が出来たら一人釜飯を作って食べようとワクワクしたり、見る度に歌舞伎を思い出している。




歌舞伎初チャレンジは楽しい事盛り沢山!


一年の締めくくりに家族や友達と歌舞伎!なんて洒落てみては如何ですか?




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平成中村座「十二月大歌舞伎」は12月26日(月)まで上演中!

※詳しくは、平成中村座公式HP



【プロフィール】平方元基




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